皆さんこんにちは!
EveryDAY-MOMSです。
今回は、先日の続きとなります、
こちらの ↑ 中で書けなかった漢方のお話です。
我が家の家庭の医学としてどんな漢方薬を使っているのかをご紹介できたらと思います。
今回ご紹介する漢方薬は、どれも薬局や通販で一般的に販売されているものですから、手に取りやすく、試しやすいと思います。
薬と違い、(もちろん軽々しく用いてはいけませんが)気持ちを楽に用いることができるのではないかと思います。
また前回のオレガノオイルとの併用も可能です。(飲用は自己責任でお願いします)
特にコロナに罹りやすいといわれている中高年や幼稚園、小学・中学、高校、大学などのお子さんなど、
医療機関に行くことが憚れる今の時期、皆さんの参考になると嬉しいです。
②我が家の常備薬は漢方薬
昔から日本で使われてきた、常備薬、漢方薬。
しかし漢方薬は効き目が薄いと思っている方も多いのではないでしょうか?
たぶん、それはきちんと症状にあった漢方薬を飲んでいないから。
症状にあった、もしくはこれからおこるであろう症状の先取りの漢方薬であれば、かなり効き目を感じると思います。
実は漢方薬って相当な種類があり、さまざまな生薬の組み合わせで成り立っています。
なので、一番良いのは、漢方薬を出してくれる医療機関で見てもらうのがいいのですが、
それはあんまり一般的ではないですよね。出来るなら、手に入りやすい漢方で症状を改善したい。
でも漢方って何に効くのかよくわかんない!と思っている方に、
ここでは、我が家でお世話になっている漢方薬をご紹介します。
一般に販売されているものでどこでも手に入るものです。
我が家の使い方を参考に、ご自分の症状にあった漢方薬を探してみてはいかがでしょうか?
① 麻黄湯(まおうとう)
体力が充実して、風邪のひきはじめで、さむけがして発熱、頭痛があり、せきがでて身体の節々が痛くて汗が出ていないものの次の諸症状
- 鼻かぜ
- 気管支炎
- 鼻づまり
大体箱にはこのようなことが書かれています。
我が家では、こんな感じの時に↓使用するのが一番良いのではないかと思い使用しています。
- いわゆるインフルエンザやコロナなどのウィルス性の感染症や感冒
- 体力がある人
- 症状は初期症状。寒気や頭痛、節々の痛みはじめ
- 鳥肌がたつ
- 熱が高いけど、汗がなかなか出てこない
- 熱や症状が身体の中にこもっている感じがする
ホメオパシー的には、熱が高く、「オレンジジュースが飲みたい」などという症状の時にも当てはまる感じ。(「ベラドンナ」を用いるときのような症状)
時には↑ホメオパシーで対処するときもあります。これはまた別の時に書きます。
注意したいこと
麻黄湯は汗を出すことを後押しする作用もありますから、体力のある人用の漢方と言ってもよいと思います。
なので小さい子供や高齢者には向かない漢方ともいわれます。
子供や高齢者には、麻黄湯ではなく葛根湯がおすすめです。
我が家の場合は、体力のある子供たち(21、19男子)とガタイのいい夫と私なので、
症状らしきものが出た瞬間に麻黄湯を飲んでいます。するとじわじわっと身体の中から温まって、翌日にはもうその症状が治まっていることがほとんどです。
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② 葛根湯(かっこんとう)
日本で漢方と言えば、真っ先に出てくる名前がこの葛根湯なのではないでしょうか?
「風邪のひきはじめの薬」と言われるほど、有名です。
葛根湯は、
- 悪寒
- 発熱
- 頭痛
- 身体痛(関節痛や筋肉痛)
- 汗が出ない
- 鳥肌がたつ
- 脈が浮いて力強い
などの症状の程度の軽い状態(まさに症状の出はじめ)にピッタリ合う漢方薬です。
この症状が強い状態には、体力のある人なら麻黄湯がぴったり合うのですが、
体力がない人、もしくはこのような症状が強く出ていない人(まさに症状の出はじめ)には、葛根湯がよく合います。
実はこの葛根湯は、風邪症状だけに効くものではないそうで、かなり応用範囲のある漢方薬です。
蕁麻疹や湿疹で用いることもできるようです。
また、肩こりや関節痛、リンパ節炎、乳腺炎、下痢などにも応用されるそうです。
便利な漢方薬です。
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③ 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
この漢方薬は、胃腸の弱い私や次男にとって、無くてはならない漢方薬です。
ウィルス性の胃腸炎の時には必ず役立ちます。
この処方には、体力がほどほどにある人、またはちょっと弱ってる人で、
- 寒気
- 頭痛
- 微熱
- 食欲不振
- 吐き気
- 腹痛
などの症状を伴う胃腸炎や風邪症状(中期から後期)に合う漢方薬です。
また
- 軽度の鎮静作用
- 胃腸保護作用
- 神経性胃炎
にも使われる漢方だそうです
我が家では、とにかく、腹痛や胃痛、吐き気が起こったらまず、これ!
とりあえずこれ!
って感じで飲んでます。
効いてくるまでに1時間ほどかかりますが、効果は確実にあるので、欠かせない漢方です。
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④ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
くしゃみや鼻水が頻繁に出る長男には欠かせない漢方です。
小青竜湯は、体内の過剰な水分が引き起こす諸症状を改善する漢方薬です。
- 透明な鼻水
- 花粉症
- 痰の多いアレルギー性の鼻炎
- くしゃみや鼻水、鼻づまり
- 目のかゆみ
- かぜ
- 慢性の咳
- 寒さや冷たさなどの刺激によって悪化するとき
これらの症状があるときに効果を発揮する漢方薬です。
身体を温めて、身体の中の余分な水分を取り除き、症状を緩和します。
アレルギー持ちで、年中くしゃみや鼻水を垂らしている長男は、時期が来ると、本当につらそうですが、この小青竜湯を飲むとすぐに症状が軽くなって収まるので楽になるらしく、重宝しています。
注意点
この小青竜湯は、人によって、「よく効く」人と、「効き目がない」人に分かれるそうです。
我が家はみんなよく効くと思っていますが、人によってはそうでもないということをご理解ください。
また、飲む時には、ほどほど熱いお湯で飲むのが良いそうです。
これは漢方全体に言えることだと思うのですが、熱めのお白湯で飲むほうが効き目が早い気がします。
「熱いお白湯で飲むこと!」是非おすすめです。
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⑤ 麦門冬湯(ばくもんどうとう)
コンコンとした空咳が出る、強くせき込むなどの症状の時におすすめの漢方薬です。
この麦門冬湯は、体力がほどほどあり、
- 口や喉に乾燥感がある
- 痰が切れにくく、強くせき込む
- 感染症の回復期で、痰の少ない咳が長引く
- しわがれ声
- 気管支炎
などの症状によく効く漢方薬です。
我が家では、風邪症状(特に呼吸器系)の終わりかけの時に、痰が切れにくく、咳が出る時や、口や喉が乾燥している感じがして咳を出したくなる時に飲むことが多い漢方薬です。
意外とこういう時って、症状を放っておきがちなのですが、中々治らないことも多く、微妙に気になりますよね、
医療機関に行くまでもない症状だったりすると特に。
そんな時に漢方薬は役立ちます。
風邪の治りかけに咳が出て困るという時に試してみてはいかがでしょうか?
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⑥ 五虎湯(ごことう)
五虎湯は、体力がほどほどあって、せきや気管支炎、気管支喘息、小児喘息、咳の風邪、痔の痛みに効く漢方薬です。
味に癖が無いため、子供によく用いられる漢方だそうです。
痔の痛みは知らなかったなあ。今改めて漢方薬を調べて私も初めて知りました。(笑)
我が家では、私や次男が気管支炎をよくやっていたので、咳が出るとすぐに気管支炎になってしまいます。
昔は漢方もアロマもホメオパシーもそんなに多用していなかったので、すぐに気管支炎から肺炎の一歩手前までいってしまい、大変でした。
しかし、今はやばそう?となったら、すぐにアロマでケアして、さらに症状として出てきたときは、この五虎湯やオレガノオイルで対応しているので、今は咳が長引く風邪をひくことはないです。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は我が家の家庭の医学、漢方についてでした。
医療機関に行くほどの症状が出ていない、医療機関に行く時間が今は取れない、診療の時間外など、
そのまま症状を放っておくには気になる時に漢方はとても強い味方になります。
まず家庭で様子を見て、症状が確定したら医療機関に受診する、そんな感じで漢方を利用してもいいと思います。
本当に身体に合えば、服用した2~3時間後には、しっかり改善の兆しが出てきます。
そのまま回復したら、医療機関に行く手間も時間も省けますし、なにより今は医療機関に行くのが大変な時です。
自分でケアできると、気持ち的にも楽になりますよね。
ここでご紹介したのは、あくまで我が家に合う漢方薬です。
漢方は薬局でこれ以外にも様々なものが手に入ります。
もちろん通販でも。
また漢方は、専門の漢方薬局に行けば、自分の症状にあった漢方をブレンドして独自の漢方薬を作ってくれたりもします。
これをきっかけにあなたやあなたの大事な人に合う漢方薬が見つかるといいですね。
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14歳からの多嚢胞性卵巣症候群→不妊症治療→更年期40代後半女 →祝!50代突入
徒然なるままに、50代女の日常生活のよしなしごとをそこはかとなく綴ります
アロマやアーユルヴェーダ、漢方、ホメオパシーで心身ともに健康を維持すべく、試行錯誤中
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