40代50代女性の肌の特徴は?
まずは、私たち40代50代の女性の肌について調べてみました。
私たちの身体や肌は、年を重ねるごとに少しずつ変化していきます。20代や30代では全く感じなかったものも、年齢や生活の変化を経験することで、段々と確実なものとなっていきます。
例えば、20代ではちょっと太ったぐらい、3日も食事や運動などに気を付けていればすぐに元通りになったものが、40代にもなると、1週間、1か月しても元に戻らなかったりします。また、ちょっと重いものを持てば腰が痛くなる。急に走ると膝がガクッとなったりして、「年寄りか!」と自分で突っ込みたくなることも多くなります。(笑)
それは肌も同じで、20代なら少しの日焼けでも、すぐに化粧品でケアをすれば元通りになったものが、40代になると、ケアしてもすぐには元通りにならず、さらに日焼け後の肌の質が落ちたり、ごわついたり、肌荒れしたりと悪化することもあります。さらに周囲を見ると、年齢を経るときに、急激に痩せたり、または太ったりと体型の変化が激しかった人や妊娠・出産を経るなど、急激に体の変化があった人、病気などで体調を崩した人などは、肌にもその変化が老化と重なってくるようです。もちろん個人差もありますが。
肌と女性ホルモンの関係
女性ホルモンは20代をピークにして、活発に働き、40代50代になると、段々と減少して、閉経というホルモンがほとんどなくなる状態になります。つまり、40代50代は、女性ホルモンのバランスが変化する時期です。前更年期や更年期と言われるものですね。これに対しては、私自身とても苦労させられています
2つのホルモンが肌に与えることとは?
女性は卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つのホルモンによって体調管理されています。詳しい説明は省きますが、このそれぞれのホルモンによって、肌に大きな影響を与えているようです。
- 卵胞ホルモンは、肌の弾力やハリに関係する細胞に働きかけ、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促します。
- 黄体ホルモンは、皮脂の分泌を活発にするなど
40代50代の女性には、これらのホルモンバランスがとりづらくなってきているのです。40代50代の女性の肌悩みの中に、乾燥しているのに、皮脂が多くて油っぽくなるというのをよく耳にするのはこういう理由からなんですね。
つまり、年齢を重ねること以外にも、ホルモンバランスの乱れや減少など、20代のころより大きく変化しているので、より肌質が衰えやすくなっているのです。
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40代50代女性の日焼けは特に注意!
では、40代50代の女性は、どのようにしたら、年齢肌を感じず、いつまでもきれいで若々しい肌でいれるのでしょうか?
実は、女性の肌を劣化させる原因となっているものは 、ホルモンバランスの乱れや、生活習慣以外にもあるのです。それは買い物や洗濯物を干す時やゴミ出しなどちょっとした外出など、普段日常生活で意識せずにしてしまっている日焼けです。
では肌を焼くとなぜ肌の劣化につながるのでしょうか?遠出などの時にはしっかりと日焼け止めを塗っているのに、ちょっとそこまでのゴミ出しや洗濯物を干す時、子供の送り迎えなどではついつい日焼け止めを塗らずに出てしまっていることありませんか?そんな短時間で?!と思いますが、日焼けは日焼けなのですよ!
皮膚の老化は光老化
昔から紫外線が肌に良くないというのは、テレビや雑誌などでも取り上げられて知っていましたが、どういう構造でよくないのか、までは知りませんでした。今回調べることで、どうやら、肌の老化原因は、年を重ねるということ以外に、光、つまり太陽光線による老化が大きな原因のようです。
この光による光老化という現象は、皮膚を傷つけ、結果私たち中年女性の大敵である、シミやシワ、たるみなどの現象を引き起こす元となるのです。さらに悪いことに皮膚がんまでも引き起こす可能性もあるという、とても厄介なものなのです。
確かに、確実にお顔は日焼けや年齢肌で大変そうな老齢のご婦人でも、実際に普段光に当たらない太ももやお尻は、多少のたるみはあれど、きれいな肌質を保っている老齢婦人はたくさんいますよね。
紫外線と近赤外線には注意しよう!
光老化が肌に一番悪い!とわかったところで、どういう仕組みなのか、調べてみました。
太陽光線には、3種類あります。
①紫外線
②可視光線
③赤外線
この3つの内で肌の老化に関係するのは、①の紫外線です。紫外線には、UVCとUVBとUVAという波長があり、この中でも、UVBとUVAが私たちが気を付けなければならないものです。
皮膚の構造上、外側から表皮・真皮・皮下組織という風に構成されています。UVBは、表皮に影響を及ぼし、UVAはその下の真皮にまで達し、影響を及ぼすということです。さらに、太陽光の1つである赤外線は、その下の皮下組織まで届いて影響を及ぼすのです。
- UVBが表皮細胞にあたることで、、色素細胞のメラノサイトが活性化して、シミの素になるメラニンの生成を促します。また、UVBによって、表皮の基底層と言われるところ(細胞を作り出すところ)の細胞のDNAが傷をつけられることで、がん細胞が生まれる可能性があるとのことです。
- UVAはしわの原因となる可能性があります。UVAが届く真皮層には、皮膚の弾力やハリを保つための成分、膠原繊維(こうげんせんい)(主成分はコラーゲン)と弾性繊維(だんせいせんい)(主成分はエラスチン)があります。UVAによって、ここが傷つけられると、シワになるのです。
- 近赤外線は、皮膚の土台となる皮下組織に傷をつけます。これが多くなると、皮膚にたるみが出てくるのです。
怖いですね。。もう今からは外に出るときは絶対に日焼け止めを塗るようにします!窓からの紫外線も考えて、朝起きたら塗るようにしようかな?
まとめ
40代50代の肌の老化現象を止めるには、まずは、とにかく紫外線を防ぐ以外に考えられません!!
紫外線の量は年々増加しているようです。特にこれからの季節、5月から8月にかけては、1年の中でも紫外線量が特に増え、ピークに達する時期です。
さらに1日の間では、お昼ごろから午後2時までは、紫外線量がピークになるので、この時期、この時間にきっちりと紫外線から肌を守ることで、日焼けによる肌の劣化の悩みが解消されそうです。
もちろん、 40代50代の女性なら、普段から 上記の時間以外にも太陽光がぎらついているところは避けて、日陰を歩くとか、長時間の外出には、日焼け止めの塗りなおしも必要だということを頭に入れておくべきなんだろうな。と思いました。
そしてさらにビタミンCなど、身体の内側からのケアも合わせて行うことで、より効果的な紫外線対策になりそうです。
(ご注意)このサイトのすべてのレビューは超個人的見解です。私に合うからといって、すべての人に合うとは限りません。あくまでも参考程度に考えてくださいね。また食品や化粧品など、購入、使用はご自身の責任の下でよろしくお願いします。
14歳からの多嚢胞性卵巣症候群→不妊症治療→更年期40代後半女 →祝!50代突入
徒然なるままに、50代女の日常生活のよしなしごとをそこはかとなく綴ります
アロマやアーユルヴェーダ、漢方、ホメオパシーで心身ともに健康を維持すべく、試行錯誤中
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