季節の変わり目です。風邪やインフルエンザなどのウィルス性の風邪が流行る季節になってきましたね。
日常生活、特に食生活や睡眠など、免疫力を下げないようにと気を付けているのに、子供やパートナー、または自分も、ちょっと疲れたときに、「口内炎ができた」「喉が痛い」「咳が出てきた」などの症状を引き起こしてしまうという人も多いのではないでしょうか?
病院に行くには熱もなく、身体もそんなにだるくない、そんな時、どのように対処していますか?
我が家では、そんな時、オレガノオイルやマヌカハニー、各種ビタミンサプリメントを使用しています。
病院に行くまで、またはもう少し(朝まで)様子を見てから病院に行きたいときなどに、とても重宝しています。
そこで今回は、我が家の免疫力アップで突発的な症状の改善に効いた、即効性お助けサプリ「オレガノ(オイル)」について使い方などご紹介したいと思います。
* 日本ではオイルの飲用は認められていないので、今回ご紹介するオレガノオイル(液状、カプセル)は、海外より輸入したものになります。また、これは私の考えであって、積極的におすすめするものではありません。責任はとれませんので、ご購入、ご使用はご自身の責任の下でお願いします。
参考記事もご覧ください
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免疫力アップしてインフルエンザを撃退!オレガノオイルの効能・効果と使い方
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オレガノオイルとは?
What is oregano oil?
特徴 Characteristic
- オレガノ Oregano
- 学名 Origanum vulgare
- 科名 シソ科
- 抽出部位 花、葉
- 抽出方法 水蒸気蒸留法
- 主な成分 :(フェノール類)カルバクロール、p-サイメン、y-テルピネンなど
(主成分として知られているのは、抗生物質と同等の働き(抗菌作用など)や強力な抗酸化物質を持つと言われている、カルバクロールと、チモールです。) - ヨーロッパ原産のハーブです。昔から、薬として、また儀式などにも用いられてきました。オレガノの語源は、ギリシャ語で、origanum(山の喜びを意味する)です。
- 植物の特徴としては、シソ科の多年草です。ハーブとして、さまざまな料理に用いられています。
- 香りの特徴は、シャープで、すっきりとするグリーン系の香りです。
- 抽出方法は、水蒸気蒸留法です。
抽出部位は、葉です。 - 注意事項 刺激が強い。妊娠中、授乳中、幼児は避ける。
抗生物質がなぜ怖いのか? Why are antibiotics scared?
オレガノオイルを語る時に外せないキーワードが、抗生物質です。
今はもうなくなりつつありますが、以前は、抗生物質がまるで万能薬のように医療機関で使われていました。私が小さい頃は、咳や喉の痛み、鼻水などの症状で内科に受診すると、決まってお医者様は、「たぶん風邪だと思いますが、一応抗生物質を出しておきますので、飲んでください」と言いました。
当時はお医者様のいうことを疑うだけの知識も度胸もない子供(母も)でしたから、何のための念のためなのかも良くわからず。言われるがままに飲まされていました。今思うと、かなりぞっとします。(度々調子を崩してて、幼稚園、小学校の頃は、年の三分の一はお休みしていたぐらい身体が弱かったので、)
さて、本題に入りますが、なぜ抗生物質が良くないと言われるのでしょうか?
それは、抗生物質は、菌には効果を発揮しますが、ウィルスには全く効果がないからです。
裏を返せは、菌による疾患の場合は、効果を発揮するということですが、それも今まで大量に抗生物質を飲み続けてきた人によっては、効く抗生物質と、体内に耐性菌を作ってしまったために、効かない抗生物質があるため、飲んでみなければわからないという例もあります。(実際に友人がそうでした)
さらに抗生物質は、飲み続けることにより、必要な腸内細菌までも死滅させ、腸内細菌のバランスを崩すのです。ひどい人は、腸内壁を傷つけてしまった人もいるようです。
腸内細菌は、免疫力の要と言っても良いものです。(腸内フローラが重要ってききますよね)そのため、抗生物質を飲むことで、症状が一時的におさまりはするものの、腸内細菌が死滅し、免疫力が落ち、さらに違う疾患をもらってしまうこともあるため、抗生物質は怖いと言われるのです。
現在は、 now?
現在の抗生物質の投与については、うちの近所のお医者様だと、確実に菌が原因とわかる疾患に関してのみ、処方されています。また飲む期間に関しても、決められていて、一定期間以上に飲まないこと、また勝手に服用を中止したりしないこと(耐性菌を作りやすくしてしまうため)の注意をされます。
症状で、また検査でも菌によるものの区別がつかないときは、患者の意向を聞くようにしているということも聞きました。(未だに念のため抗生物質を出してほしいという人も多いようです。)
そんなとき、私は、オレガノオイルを出してくれたらいいのに。と本気で思っています。
今私が使用しているオレガノオイルは、効果があると言われている基準値よりも低いもののようですが、私を含め、家族には即効性があります。(菌にも、ウィルスにも!)
さらに、短期間なら、副作用がないので、安心して飲むことができます。(10日以上はお勧めできないそうです。こちらも必要な菌を殺してしまう可能性があるようです。)
* くどいようですが、我が家の場合は。です。
オレガノオイルに関しては、医薬品ではないし、日本では飲用が勧められていないものですが、今さまざまなところで研究がされていて、抗生物質よりも安全だということが確認されているものもあるようです。
オレガノオイルの効果・効能とは?
What are the effects and efficacy of oregano oil?
オレガノオイルは、病原菌に対して、人体に有効に働くバクテリアに対しては、影響を与えずに、効力を発揮するものだそうです。
また菌だけではなく、抗ウィルス、抗真菌作用もあることから、さまざまなところで使用されています。
その作用に寄与するのが、カルバクロールやチモールと言った成分で、さらに言えば、この含有率が70%程度なければ、効果的に発揮されないと言われています。
しかし、私の実感としては、必ず70%にこだわらなくても、効く。と言う感じです。極端に低い、ほとんどがオリーブオイル希釈というものは、回数飲まなければいけませんが、ほどほどなら、3回程度の服用で、改善が見られたように感じます。
(これは個人的な解釈なので、ご使用の際にはご自身の責任のもとでお願いします)
精神的な効果 Mental effect
精神的な効果としては、
心を強くして、活性化させてくれる精油だそうです。
固執した考えを柔らかくし、気持ちを前向きにさせてくれるそうです。
また、性欲については、弱めるという働きがあるようです。
身体への効能 Effects on the body
抗菌、抗ウィルス作用が抜群に優れているので、風邪やインフルエンザなどの感染症に効果的だそうです。
特に呼吸器や消化器系に効くと言われています。
飲用するとわかるのですが、(液状でも、カプセルでも)飲んでしばらくすると、呼気がオレガノの香りになります。口臭予防にもなるかもしれません。
抗酸化作用が強力なので、流行りのアンチエイジングにも効果的でしょう。
一般的な効果・効能としては、
- 抗炎症作用
- 抗ウイルス作用
- 抗真菌作用
- 利尿作用
- 鎮痛作用
- 鎮痙作用
- 強壮作用
- 鎮静作用
- 抗菌作用
- 去痰作用
- 強肝作用
- 健胃作用
- 殺菌作用
- 組織再生作用
- 消化促進作用
- 通経作用
- 刺激作用
- 抗微生物活性作用
このように多くの作用があると言われています。
オレガノオイルの特筆すべき効能とは?
What are the notable benefits of oregano oil?
では、オレガノオイルの特筆すべき効果・効能とはどんなものなのでしょうか?
防カビ作用 Anti-mold effect
自然療法家のオレガノオイルの使用法として、一般的なものは、カンジタ菌やカビ菌の治療です。
舌の表面の白い苔や何度も膀胱炎、膣炎などの炎症を起こしていることなどに思い当たることがあれば、もしかしたら、カンジタ菌のせいかもしれません。
オレガノオイルにある、カルバクロールとチモールは、その働きによって、バクテリアやカビ菌を死滅させ、カンジタを治すということが研究でわかっています。
この場合、日本では禁止されている、短期間の飲用という方法を取るようです。* 長期間の使用では、耐性菌ができることもわかっているようです。
また、日本でも多く問題になっている、水虫に関しても、オレガノオイルを患部に塗布することで、完治した例もあるようです。こちらも長期間の使用は禁止されています。
抗菌作用 Antibacterial effect
オレガノオイルには、抜群の抗菌効果があることが知られています。
夏に流行る、ノロウィルスや、O‐157などの強い細菌に関しても効果があると言われています。
抗酸化作用 antioxidant effect
抗酸化作用が強いオレガノオイルは、細胞の老化を遅らせる働きがあるようです。
また、ニキビなどの肌の炎症を抑える効果もあるようです。
皮膚に塗布する場合は、刺激が強いため、注意が必要です。原液では塗らず、必ず低い濃度で希釈すること、刺激によるアレルギー反応の可能性もあるので、パッチテストが必要なようです。
実際に薄めて塗ってみましたが、かなり薄めても、刺激はありました。ピリッとして、ヒリヒリしました。抗酸化を期待するなら、オレガノオイルは、内服か(短期間)ビタミンのサプリメントのほうがいいなと思いました。(個人的な見解ですが)
寄生虫除去 Parasite removal
海外の話ではないようです。日本でも最近は海外帰りで、寄生虫を知らず知らずのうちに持ち帰ってしまっている人も多いようです。
そんな時は、オレガノオイルが寄生虫を除去してくれるようです。
オレガノオイルの副作用 Side effects of oregano oil
では、オレガノオイルに副作用はあるのでしょうか?
強力な抗ウィルス、殺菌作用、抗酸化作用のあるオレガノオイルですが、ほとんど副作用はないと言われています。ただし、短期間に限るようです。
10日以上の飲用は耐性菌を作る可能性があるため、ほとんどのメーカーで禁止、もしくはおすすめしていないようです。また、ひとによっては、刺激が強すぎて、胃が荒れたり、口の中が荒れたりすることもあるようです。
また妊娠中は子宮を刺激する作用があるため、早産する可能性もあります。使用については、やめるか、お医者様に相談したほうがよいでしょう。
オレガノオイルを使ってみました!
How is oregano oil used?
では実際に、一般的にはどのような使用法がとられているのでしょう?また我が家でのオレガノイル使用法をご紹介します。
一般的におすすめな方法 General recommendations
① ちょっと手軽に試してみたいという方には、ハーブティとして飲んでみるのをおすすめします。
オレガノは、イタリアではピッツアに使われるほど日常的なハーブです。日本でもお料理に使用する人も多いのではないでしょうか?あの乾燥オレガノそのままの味ですが、ティだと、さわやかで飲みやすく感じると思います。
② 料理に使用するのもおすすめです。
ピッツアや、トマトスープなどに入れると、オレガノのすーっとした香りに癒されます。お料理だと、苦味も感じにくいので、小さいお子さんや、お年寄りなどにも受け入れられやすくなります。
* ①や②だと、即効性というよりも、日々の継続で、免疫力を落とさないようにするという方法ですね。
より効かせるためには More effective way
① オレガノオイルのカプセルや液体オイルの飲用
オレガノオイルが入ったカプセルやオレガノオイルそのままの液体です。カプセルは、多くのメーカーが、オリーブや菜種油にオレガノオイルを希釈してカプセルに詰めているようです。風邪の引き始めなどは、3日程度で改善がみられると言われています。各メーカーとも、大量、長期間の摂取は肝臓に負担がかかることや、耐性菌ができる、腸内細菌を死滅させてしまう可能性があるため、おすすめしていません。
② 塗布
オリーブオイルやそのほか希釈に向くオイルで、適正に希釈したものを、塗布することで、爪の水虫やカンジタ膣炎などの治療に使われるそうです。
我が家の場合 in my case
我が家では、ほぼ飲用です。どのようなときに使用するかと言えば、
① 風邪のひきかけ
ちょっと寒く感じる、喉が痛い、鼻水が出る、などの時、オレガノカプセルを規定量2日も飲めば、改善しています。(規定量は各メーカーごとに違う)
② 風邪の治りかけ
風邪っぽい症状は改善したものの、まだ鼻水が出る、しかも黄色いときにもオレガノオイルが効くように感じます。
③ あれ?!菌が原因かも?
子供の友人が菌性の感染症などにかかっていた場合で、喉の痛みなどの症状が出た時もオレガノオイルを飲ませます。長引かずに治るような気がします。
④ 咳が出てきた
軽い咳が出てきた時、または、おとなしくしているだけでは、なかなか咳が止まらないとき、オレガノオイルを飲ませます。2日程度で落ち着いて咳が止まるようになります。
⑤ 爪の水虫かも?!
以前に主人の足の爪の状態が爪の水虫のような状態でしたが、(本人は爪の水虫を断固否定していましたが)オレガノオイルをホホバオイルやココナツオイルで薄めて、塗布しました。1か月ほどで、きれいな爪になりました。
⑥ ブレンドオイルを作り、マッサージに
特別症状がないけれど、なんとなく調子の悪いとき、疲れて免疫力が下がっているなと感じるとき、風邪用のマッサージブレンドオイルを作り、マッサージします。主に胸や背中などに集中的に塗りこむと、呼吸が楽になります。
ホホバオイルやアルガンオイル、ココナツオイルなどに、オレガノオイル、ラベンダー、バジル、ユーカリ、タイム、ティーツリーなど、その時の症状に合わせてブレンドしています。
ホホバオイルやココナツオイルなどの希釈オイル30mlに対して、3滴から6滴程度でブレンドしています。
子供たちは、小学生のころからやっているので、今でもオレガノオイルや、ユーカリの香りを嗅ぐと、「風邪の時の匂いがする」と言います。。。
おすすめのオレガノオイル
Recommended oregano oil
North American Herb & Spice, ワイルドオレガノール、オレガノ油、1液体オンス(30ml)
製造元 ノースアメリカンハーブ&スパイス
商品説明
北米 ハーブ&スパイス
栄養補助食品
野生
オレガノオイル
オーガニックの原料で作りました
地中海から 調達
P-73研究ー試験済み
ご使用の目安
1日2滴またはそれ以上を、舌の下に垂らすかジュースや水に加えてお召し上がりください。局所的に擦ってください。(熱く感じるのは普通です。)警告
自然製品のため、固さ、香りや味が変わることがあります。目や性器から遠ざけ、子供の手の届かない場所に保管してください。メーカーのウェブサイトをご覧ください
補足事実
サービングサイズ: 2滴
コンテナあたりの摂取量: 194
サービングあたりの金額 %日量
独自ブレンド(2滴)50 mg総重量
有機エクストラバージンオリーブオイル
野生の地中海性オレガノ油P73
*日々の価値は確立されていません。
我が家では、カプセルが飲めない長男用の(もう大人なのに)オレガノオイルです。
実際液体は、そのままでは相当強烈です。辛みもすごいし、のどに来ます。そのため、飲用の時は、スプーンにハチミツを入れ、その中に2滴落とし、ハチミツでオイルを包むようにして口に入れます。
本人曰く、「これなら全然大丈夫」だそうです。良く効くのか、調子が悪くなりそうなときは、自分から進んで飲んでいます。
カプセルが苦手な方にお勧めです。 私は液体は避けたいけどな。。。
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Gaia Herbs, Oil of Oregano, 60 Vegan Liquid Phyto-Caps
製造元 ガイアハーブ
商品説明
免疫サポート
伝統的に全体的な幸福を維持するために
ハーブサプリメント
ビーガン
無グルテンの
大豆フリー
認定Bコーポレーション
ご使用の目安
大人は食事と一緒に1日2回1カプセルを服用します。推奨される最大使用時間は2〜4週間です。成分その他
ひまわりレシチンとビーガンカプセル(ヒプロメロース)。警告
妊娠中または授乳中には使用しないでください。病状や薬を服用している場合は、使用する前に医師に相談してください。子供から離して保管してください。ラベルの指示に従ってのみ使用してください。保護のために安全シールされています。ボトルは常にキャップをして、涼しく乾燥した場所に保管してください。自然な分離が発生する場合があります。これは製品の品質には影響しません。メーカーのウェブサイトをご覧ください
栄養補助剤成分表示
分量: 1カプセル
コンテナあたりの摂取量: 120
一食当たりの量 毎日の価値の割合
オレガノリーフハーブ超臨界CO2抽出物
230 mg †
カルバクロールとチモール 32 mg †
†デイリーバリューは確立されていません。
各カプセルには2,400 mgの乾燥ハーブが含まれています。
これは、私や主人、カプセルの飲める次男用のオレガノオイルのカプセルタイプです。
この説明では、2~4週間などと長期間大丈夫と書かれていますが、怖くて飲めません、ってか、そんなに症状悪くなることないので、長く飲んだことないです。
だいたい、3日~7日ほどで改善してきます。
ただ、私の場合、最近胃の調子があまり良くないときがあるので、そんな時は、飲んだ後に、いつまでも胃の中にカプセルがあるような感覚になり、ちょっと不快になります。そんな時は、液体を渋々口に入れています。
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まとめ
いかがでしたか?
少しはオレガノオイルのすばらしさをわかっていただけたでしょうか?
我が家は、子供たちが生まれてから、特に自然療法を活用する方向に心がけてきました。もちろん大切な時には医療機関を受診しますが、やたらめったら医者に行くということはしなくなりました。
そのおかげか、子供たちも私たち夫婦も自分の体調管理に気を遣うようになり、基本的な部分で昔よりも健康になっているような気がします。
オレガノオイルは、そんな自分の身体との向き合い方にとても適したツールだと思います。
ただし、自然だからと言って、完全に無害な訳ではありません。自然だからこそ、きちんと容量や期間などをきちんと守らないと、かえって強く作用しすぎてしまう可能性もあります。
オレガノオイル、ちょっと気になるな~という方、まずはお料理やハーブティからはじめてみてはいかがでしょうか?
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