あなたは、自分の肌タイプを理解してスキンケアをしていますか?
乾燥やシミ、シワ、たるみなどの部分的なことばかり気になって、お顔全体の肌の調子には無頓着!なんていう人もいるのではないでしょうか?
もし、そんな偏ったスキンケアをしていたら、いつまでも肌の悩みは解消しませんよ。
ここで一度、きちんと自分のお顔の肌と向き合って、今の肌タイプをしっかりと理解しましょう。そのうえで、正しいスキンケアをすると、きっと本当にするべきケアが見えてくると思います。
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あなたの肌質タイプは?
What is your skin type?
あなたの肌タイプはどのようなタイプですか?
一般的に分類されている肌タイプをご紹介します。
普通肌
普通肌は、水分、皮脂のバランスが最も整った肌です。うるおいがあり、皮脂も少な目で、水分が多い肌と言われています。
肌はしっとりとした感触を持ち、ニキビや乾燥、かさつきなどの肌トラブルが少ないタイプです。
肌のバリア機能がしっかりと整い、外界からの刺激にも影響を受けにくい、健康な肌と言えるでしょう。
乾燥肌
乾燥肌は、水分も皮脂も両方が少ないタイプの肌です。加齢とともに増えてくる肌タイプです。40代50代という私のような年齢の人に多く当てはまるのではないでしょうか?
水分も皮脂も少ないので、部分的、または全体的なかさつきが気になるタイプです。
皮脂も少なく、皮脂腺が小さいので、毛穴はほとんど目立たないでしょう。きめも細かい人が多いようです。
しかし水分も皮脂も足りないため、乾燥しやすく、そのため肌のバリア機能が十分に働かなくなり、外的刺激を受けやすい肌になっています。
脂性肌
脂性肌は、水分も皮脂も多めのタイプです。
特に皮脂が過剰な人が多く、肌のべたつきなどが気になる人が多いと思います。
主に思春期から20代前半に多く、うるおいがあるけど、皮脂で毛穴がつまったり、毛穴の開きが気になったり、ニキビなどに悩まされている人も多いと思います。
混合肌
混合肌タイプは、カサつく部分と、油っぽく感じる部分がある乾燥肌と脂性肌の両方の部分を併せ持つタイプの肌質です。主に、Tゾーンと言われる額から鼻にかけての部分が油っぽく感じ、Uゾーンと言われる頬の部分がカサつくと感じる人が多いようです。
主に20代から30代に多く、水分と皮脂のバランスが崩れることから、バリア機能も低下しがちで、外的刺激を受けやすくなります。
また、乾燥、脂性の相反する性質を持つため、お手入れがしずらく、肌質をコントロールしにくいタイプと言われます。
肌タイプ別のお手入れとは?
Skin care by skin type
では、このような肌タイプの違いから、お手入れにはどのように対応していけばよいのでしょうか?
普通肌
普通肌の人は、そのままのお手入れ方法で基本的に大丈夫だと思いますが、季節の変わり目や体調の変化、また40代、50代などの人は、ホルモンバランスの変化によって、肌が揺らぎ始めると、今のお手入れが継続して大丈夫とも言い切れないところがあると思います。
気候の変化や自分の体調、ホルモン変化などに注意し、自分の肌と向き合って、日ごろから良く観察して、その時々に合ったお手入れ法をすると、普通肌の良い状態を保つことができるようです。
乾燥肌
乾燥肌は、そのままのお手入れでは、水分も油分も足りない状態です。加齢によってその状態は進んでくるように感じます。
「年だからしょうがない」なんていわずに、できるだけ、水分、油分を肌に充分な量、与えてあげましょう。だからと言って、特別高い化粧品をそろえる必要もないと思います。
普段のお手入れの前に、しっかりとクレンジングで余分な汚れを落とし、(場合によっては、軽いピーリング化粧品で余分な角質をしっかりと除去して)水分と油分を十分に与えてあげるだけでも、肌の質感は変わってきます。
お手入れの前と後でしっかりと、自分の両手でお顔の肌を包むこむようにして落ち着かせてあげることも意外と効きますよ!
乾燥肌は、適切なお手入れによって、すぐに効果が表れてくると思います。丁寧に、そしてしっかりと肌に足りないものを補ってあげてください。
脂性肌
私のような40代50代の人で脂性肌という人は、あまりいないかもしれませんが、
脂性肌は、皮脂が過剰に分泌するため、日ごろのお手入れでは、丁寧に毛穴の汚れまで落とすことを心がけること、そして洗顔後は、しっかりと水分を補給してから、過剰な皮脂を抑える成分が入った化粧水などでスキンケアするとよいと思います。
ただし、過剰な皮脂を気にするあまり、脱脂力の強い洗顔料で朝晩の2回以上洗顔することや、物理的に皮脂を取り除くようなピールオフタイプのパックなどを頻繁にすると、必要な皮脂や、皮膚の必要な角層までもはがしてしまうことになり、皮膚にダメージを与えてしまいます。注意しましょう。
混合肌
混合肌の人は、乾燥タイプのお手入れ法を乾燥する部分に、皮脂が過剰に出ている部分には、脂性タイプのお手入れ法をしてみるのが良いでしょう。
皮脂の多めなTゾーンには、水分を多く、油分の少な目のものを、乾燥が気になるUゾーンには、油分を多めに含んだものを使用することで、部分的なダメージが減ってきて、全体的に整った肌質に変わってくると思います。
他の肌質に比べ、お手入れ品が増えてしまいますが、しっかりとお手入れしただけ、肌質はよいほうに変化してくるように感じます。
悩み別のおすすめアイテムとは?
What are the recommended skin care ingredients?
では、具体的に、悩み別にどのような化粧品が良いと言われているのか、調べてみました。
水分が足りない
水分を補うには、水分だけでなく、肌に補った水分をキープする保湿成分の力も必要です。
そのために必要な成分が、アミノ酸やグリセリン、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドやレシチンなどの保湿成分です。
アミノ酸やグリセリンは、水分をつかむ(吸収する)性質で、ヒアルロン酸やコラーゲンは、水分を抱え込む性質を持ちます。さらにセラミドやレシチンは、水分をしっかりはさみこみ、キープする性質があります。
日頃のスキンケアで、これらの成分が含まれる化粧水や乳液、クリームを積極的に使用することで、肌に水分をしっかりとしみこませることができると思います。
また、全ての化粧品の裏側には、成分の一覧のようなものが、成分の多い順番に記載してあります。気になる化粧品の成分の中に、このような保湿成分が入っているかどうかを確認することも大切ですね。
油分が足りない
油分は、皮膚に皮膜のようなものを作り、補った水分をキープする働きがあります。
そのために必要な油分として、スクワランオイルやホホバオイル、ワセリンなどの油性成分があります。オイルを単品で使用するのではなく、しっかりと、水分補給することを忘れずにお手入れすることが大切ですね。
過剰な皮脂
過剰な皮脂には、皮脂の分泌を抑え、毛穴の引き締めに効果的な、収斂化粧水を使用することもおすすめです。
ただし、これらのアイテムは、アルコールが多めに入っている場合が多いので、アルコールに弱い方、またアレルギー反応が出てしまう方、肌が弱っている方などは、アルコールフリーの収斂化粧水もあるようなので、そちらのほうが良いかもしれません。
Thayers, マンサク(Witch Hazel), アロエベラフォーミュラ, アルコールフリートナー, ラベンダー, 12液量オンス(355 ml)
製造元 セイヤーズ
商品説明
1847年創業
自然療法
動物実験なし
お肌はスパ気分Thayersアルコールフリー・ラベンダー・ハマメリス、アロエベラ配合でお肌に輝きを。この自然で優しい化粧水は、歴史あるアメリカ先住民の伝統処方から生まれました。Thayersは、生き生きと健康的な素肌づくりのために 、肌を乾燥させる収れん化粧水に代わるものとして 、保湿成分を加え、空気中の不純物からお肌を保護する天然化粧水を開発しました。Thayers 認定のオーガニックハマメリス(ウィッチヘーゼルまたはアメリカマンサク、学名 Hamamelis Virginiana)は、コネチカット州フェアフィールド郡の家族経営農場で Thayersのために独占栽培されています。 当社独自の ブレンドには、保湿効果の高いアロエベラと、肌を乾燥させることなく、毛穴を引き締めて なめらかな素肌に整えるハマメリスが配合されています。Thayers独自のハマメリスエキスは蒸留処理されていないため、有益な天然タンニンがすべて維持されています。• アルコールフリー• パラベンフリー• フタル酸不使用
グルテンフリー • 洗浄して• 整える
ご使用の目安
綿ボールかソフトパッドで適用し、お肌を浄化し、柔らかくしてリフレッシュさせるとともに保湿ください。ソフトニングリフレッシャ―として、一日中時間帯を問わずご使用ください。成分その他
グリセリン、フェノキシエタノール、ラベンダーアングスチフォリア(ラベンダー)フラワーウォーター、フレグランス(ナチュラルラベンダー)、アロエベラエキス(アロエベラ*)、アロエベラエキスクエン酸、シトラスグランディス(グレープフルーツ)種子抽出物。*認定された有機成分
iherbより引用
コチラは、以前に、混合肌から脂性肌に傾いた時に、使用した化粧水です。
アルコールフリーなので、使用感がソフトでした。ラベンダーの香りがして、自然派の化粧水なので、引き締めには良いのですが、40代、さすがにこれだけでは保湿が足りませんでした。重ねつけで、保湿成分の入った、乳液やクリームをUゾーンを中心にケアしていましたら、しばらくして、普通肌になっていきました。生理前など、肌質が変化しやすい時(生理前に混合肌になりやすかった)によい化粧水でした。
敏感肌
敏感肌と一口に言っても、さまざまな理由が考えられます。自分の肌の状態を見極め、商品を選ぶとよいでしょう。
一般的に、赤ちゃん用のスキンケア商品がよいと思われがちですが、洗浄系は、ものによっては、皮脂をしっかりと取るもの(石けん系、硫酸~などの比較的洗浄力のあるもの)もあるので、しっとり感を期待するなら、アミノ酸系、ベタイン系の(~ベタインとあるもの)ものを選ぶと、より洗い心地がしっとりとする可能性があります。
また化粧水、乳液、クリームなどのアイテムとしては、保湿に重点を置いたものを選ぶことも重要です。
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まとめ
いかがでしたか?あなたの肌タイプはどれでしたか?
若いときは普通肌や脂性肌に近かった人が、40代になっても、若いときと同じようなスキンケアをしていたら、肌はどんどん乾燥していってしまいます。(つまり老化も早く進んでしまいます!)
確かに、40代50代は毎日忙しくて、自分のことなんて後回し!なんていう人も多いと思います。
しかし、毎日のお風呂の時間、朝の身支度の時間など、ほんのちょっとの時間でいいので、自分のお肌をしっかりと見つめて、両手でお顔のお肌を包んでみてください。
すると、「ちょっと乾燥してきたな」とか、「しっとりしている」「Tゾーンが油っぽくなってきた」など、ちょっとした変化にも気が付くようになります。
すると、お手入れも傷が浅いうちにできるので、かさつき、シワ、シミなどの肌のトラブルも少なくなりますよ。なにより、自分を癒している気分にもなりますので、気持ちが落ち着き、心にもよいと思います。
結局のところ、40代50代のスキンケアに必要なことは、雑誌やネット、お店の化粧品情報に必要以上に惑わされることなく、きちんと今の自分の肌タイプを知り、今の年齢に合った、正しいケアをすることに尽きるような気がします。
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